NEU卒業公演(筑波大学人形劇団NEUさん)2020/2/11

みなさん、GWはいかがお家でお過ごしですか?
私はこの2週間弱で部屋がきれいになりました。

だいぶ前になってしまったのですが、
過去に見た学生の人形劇を一つ紹介します。


今年の2月に筑波大学 人形劇団NEUさんの

2019年度 卒業公演『Compass』を観てきました。










筑波大学人形劇団NEUさんは、筑波大学の芸術系サークルの唯一の人形劇サークルです。人形劇と言えば子ども向けを想像する人が多いと思いますが、この劇団さんは中高生向けの劇を多く制作されています。毎年夏に行われる国内最大の人形劇祭りである「いいだ人形劇フェスタ」や、小学校などでの出張上演もされています。

今回はお二人の卒業生がいるので、2作品の上演!

「ブレーメンの音楽隊に非ず」
とある研究学園都市から始まる、伝説のロックバンドの始まりの物語―。
…なのか?夢を追う全ての人に贈る、ちょっとしたスペクタクル。
(フライヤーから抜粋)

すごく気になるあらすじですね...
人形がたくさん出てくる!足が揺れる動物たちがかわいい...
犬やニワトリは毛並み(羽並み?)が感じられる素材になってました。
棒の人形だけでなく、影絵を使った場面もあり!!
また、男の子が寝る時に顔を後ろに向けるなど人形劇の表現として高いなあ~と思ったり!
現代版ブレーメンというか、ほんとにシュールで楽しかったです!


「星に伝えて」
ちっぽけなクラゲとひとりぼっちで旅する星の物語。
絵本の素敵な世界観を人形劇でもお届けします。
(フライヤーから抜粋)

めっちゃきれいな人形劇でしたー!
最初のクラゲがふわふわしているシーンと音響、そして演者が持っているペンライトで見事にクラゲを照らしていて、神秘的でした。
クラゲと星の人形がシフォンっぽい布で、やわらかい感じがでていて素敵...
ゆったりした動きとセリフが、人間には体験できない長い長い時間を想像させました。
原作見つけたら読みたいですね☻

筑波大学の演劇系のサークルさんはお互い公演の時にお手伝いをして、支え合っているのだそうです。
サポートシステムができている...

今まで観させてもらった作品は、けこみの形から全部違っていて、
布を振るシーンなど人形を動かしてストーリーを進めるだけではない、
ダイナミックな動きや表現があり、演出がとにかくすごいです!!
NEUさんは技術的にすごく学びたいところがたくさんあります!
これからも活動を見ていきたいなと思います。