8/6,7 エリサと白鳥の王子たち

 8/6,7 日生劇場ファミリーフェスティヴァル2022

『エリサと白鳥の王子たち』を観てきました!




ついに日生劇場で夏のファミリーフェスティヴァルを見るのも恒例になってきました。


目当ては、人形劇団ひとみ座さんと、ダンスです。

ネタバレになりますので、まだ知りたくない!という方は観てからで…



あらすじ:悪い魔女を新たなお妃に迎えてしまった国王。11人の王子を白鳥に変え、末のエリサも追放されてしまう。女神様から、イラクサを編んで11枚のシャツを作り白鳥たちに着せれば呪いが解けると言われます。そのためにエリサは…


毎回思うのですが、とにかくストーリーも所作も美しい。

今回は白鳥なので、バレエにぴったり。

(観に来ている人もバレエやってそうな女の子の家族が多かった)

集団で舞うシーンが、衣装も相まってきれいでした。オーソドックスなバレエ作品もみたくなります。

エリサはとてもエネルギッシュな演技で、とても素敵でした。

そしてチャッピー。会場をふわっと沸かせる人形ならではの表現が愛らしかったです。

人に登ったり撫でられたりとくっついていることが多い役なので、持ち方や立ち方に工夫が必要だろうと思いました。


チャッピー以外の国王などの人形は、ひとみ座さんらしい仮面と布の人形でした。(手は人間の手)リア王とか、西洋系の人形劇を思い出します。

印象的なシーンは、王子たちが白鳥にされてしまうシーン。悪いお妃の布(腕)が広がり、王子たちが1人ずつ飲み込まれてしまいます。四角い布の良さを最大限に使い、そしてちゃんと11回呪いがかかる音がしてたんですよね。

こだわったところなのかなと思いました。


これで夏の一つの楽しみが終わりました…

いろいろな要素が詰まった劇なので、是非見てほしい!です!