小心ズ『The Gardener』

小心ズさんの『The Gardener』を観てきました!



雨の中鴻巣まで行ってきました

ゴールデンウィークぐらいの時につくば?でやっていたのに逃したので、今回行けて嬉しいです。
最近は「この前やってた公演だ!やったーみに行こう!」みたいなことが多いです。
再演ありがとう。


そして公演はめっちゃ面白かったです!!!!
確かに人形劇じゃない 人形劇でした。

私にとっての驚きポイントは3つ。

まず、コノミさん(演者さん)自身が上演前後の案内をしていること。
公演する前の「携帯は〜」みたいな案内って会場を管理している人?などが話すこともあるが、今回は演者さんが自ら話していました。
しかも、良かったのはその内容で「赤ちゃんは泣くのが仕事」「泣いていたらいい仕事してるなと思ってください」「面白かったら是非反応してね」と。

今思えば必要な予告だったのですが、いざ劇が始まるとおじいさんの役が怖くて「帰りたい!」と泣き出す子が…!
ここで親が居た堪れない雰囲気になることが多いのですが、コノミさんの案内があったので、会場には笑いが起きた!「バイバイする〜」でまた笑う。
小心ズさんも笑ってた。
こんなにあたたかい反応(親御さんは大変だったでしょうが)と雰囲気になるなんて、今までになかったのでめっちゃ驚きでした。


2つ目は新しい形での観客参加型だったことです。
予告もあり、とにかく子供(と元気な大人)の反応が大きかったです。
風船を会場で飛ばしたり、人形がこちら側にとにかく話しかけたりしてました。
人形劇らしい会話の面白さというか、うまく言えないですが人形劇独特の笑いも多くありました。
パックくんが歩く時「よいしょ よいしょ」と効果音を合わせて言ってる子供が!ワハハ、これ何?と楽しくワイワイできる劇ってすごいですね。


3つ目は面白い2人遣いの仕方をしていたことです。
今回の人形劇?の味でしたが、1人が右手、もう一人が左手を担当しパックくんを動かすという面白さ。靴紐結んだり、風船膨らましたり、ウクレレ弾いたりしてました。すごい。
そしてね、歩く時の足ですが、ヤノンスキーさんが片手で右足、左足、と片足づつもって動かすものだから、こんな2人遣いもありか、と勉強になりました。

人形劇以外にもマイム要素があって、得意分野を生かして劇を作りたいなと思った今回の劇でした。