人形劇団ココン『チュー太とクッキー』『チャハハ丸とへへへ丸』

 人形劇団ココンさんのスズナリでの公演をみてきました!

モダンスイマーズプロデュース 年末イベント ザ・スズナリです。




趣ありますよね…このスズナリの建物。

下北沢にきたなあって思います。

『チュー太とクッキー』

流れるように始まった劇!

劇をしているというのに、寝てしまっている「クッキー」を呼ぶところから始まります。

クッキーは猿のパペット型人形です。バンダナしていて可愛いです。

こんにちはのかけあいをするこの腹話術の劇、始祖は一体何なんでしょうか。

色々な人のアレンジが効いた劇が観られてうれしいですが、はじまりを知りたいです。

そして、驚いたのはもう一体、「チュー太」が出てくるところです!

3人分の声を分けるのがすごい!!

チュー太は低めの声です。大きいネズミのパペットで可愛いです笑

ココンさんのは声を変えるテンポ、マイム要素、仕掛け(鼻がつけ替えられる!!)が特徴的でした。

劇が終わった後に、「鼻を変えちゃって大丈夫かな…」と呟く子供。周りが静かな笑いに包まれました。


『チャハハ丸とへへへ丸』

1人で操演されているとは思えない、ストーリーも楽しい劇でした!

へー助が栗を探しに行ったところ、ウシガエルに食べられそうになり、忍者チャハハ丸に助けてもらいます。忍法ツヨクナルの呪文を教えてもらってウシガエルと戦おうとするが!?

ドンツクツクツク ケレッポ パ だ!(だ は要らないんだ) マンダラダラダラ…

へー助、ウシガエル、チャハハ丸、イタチ男、どれも個性的です。

聴き間違えでボケるやりとりがクスッと笑えます。

チャハハ丸の「大きくなる呪文は知らないんだ」のセリフが何回か出てくるところがあり、ストーリーやセリフが考えられています。

そして、こちらの劇も仕掛けがたくさんのケコミになっていました。なるほど、1人でやるにはそうすればいいのか…と勉強になりました。

いつか「奇妙な夜」も観に行きたいと思います。




劇場入口には、しがらみ紋次郎の人形も展示されていました!かっこいい。